禁煙後の影響

浮いたタバコ代の使い方

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禁煙して約3か月が経ったころ、せっかく禁煙したにも関わらず経済的にほとんど負担が減っていないことに気が付いた。つまり、浮いた分は結局使ってしまうのである。そのため、何とか有用にタバコ代の節約分を活用できないかと思い、現時点での私なりの結論が見つかったのでご紹介したい
 

浮いたお金はどこへ行く?

まず、前提だが、何度かここでも述べているように私は大体1ヶ月に2カートン強くらいのタバコを吸っていた。禁煙直前に吸っていたアイコスは460円だったため約1万円/月、ちなみにアイコスの本体は1年くらいでダメになるので、年間だと13万円くらいだったと思う。なお、アイコスの前はアメスピライト480/年だったので、大体同じくらいの金額だ。そのため、月に1万円強も可処分所得が増えているはずだ。給料が月に1万円増えると考えれば結構な額だと思う。

しかしながら、ちっとも生活が楽になった気がしない。結局、月に1万円くらいなんて意識的に貯金しようとしない限り、飲み代や交際費でなくなってしまうようだ。実際に、タバコを辞めて酒の量が増えたので、その辺で調整されてしまったのかもしれない。最初のうちはまあそんなもんだろうとか思っていたのだが、3か月くらい経つと何となくもったいなくなってきた。
 

なかったものと考えてしまうのが一番

お金はやはりあると使ってしまうので、財形貯蓄や積立投資のように給料から天引きされてしまうのが良いと思う。そのため、毎月1万円くらい積立NISAでもして、タバコ代が貯蓄できるようにしようかと思ったのだが、iDeCoで損失が出ている状況なのと、手続きが面倒なのでなかなか重たい腰が上がらなかった。

そんなときに会社から源泉徴収の記入が求められたのだが、ここでふと気が付いたのだ。どうせ貯金するのであれば、利回りがかなり低いけど個人年金保険を積み立てていけば、所得控除が受けられる4万円の所得控除には年間8万円以上の積立が必要だが、月に7千円弱積み立てればよいので、タバコ代として考えるにも調度良い金額だ。月に23千円はタバコを辞めたご褒美として、少しの酒代が残るのも嬉しい。

ちなみに、現在控除の効く個人年金保険はかなりの低利回りで、税金控除分を考えても元を取るのに1015年くらいかかる。そのため、今後何年にも渡って引き落とされ続けることを考えると、そう簡単にまたタバコを再開する気にもなりにくいとも考えられる。それでも30年スパンで考えれば確実に儲かるし、現状でも年末調整で毎年1万円くらいは還ってくる。給料が増えていけばもっと還付金額は高くなるので、もっと早く元が取れる可能性だってある。
 

個人年金の必要はないが…

もっとも、これまで掛かっていたタバコ代の替わりとして必ずしも個人年金を選ぶ必要はないし、投資でも貯金でも良いのだと思う。但し、私の状況では個人年金が結構良い感じの枠組みに感じただけだ。利回りだけを追い求めるならば変額年金とか投資信託の方が絶対に良い

そのため、なんでも良いのだが、このように意識的に貯蓄をしようと思わない限り、タバコ分の浮き金なんてすぐになくなることは自覚すべきだ。まあ、これまでタバコに捨てていたお金なので、特に貯蓄する必要もないのかもしれないが、なんとなく有効に使いたいという人のために、ご参考まで

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