禁煙の実践

最初の72時間をどう乗り切るか?

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晴れて禁煙者となったものの、早速にも一番の難関を迎えることになる。それが最初の3日間、最初の72時間だ。ニコチンの排出までを考えるなら、48時間とか30時間とかもう少し時間が短縮されるという考え方もあるが、体感として48時間経ったら楽になるとかそんなことはほとんどないので、目安として72時間の苦痛は覚悟しておいた方が良い

 

初日は根性

私の場合で言うと、前日(木曜日)の23時に最後のタバコを吸ったため、金曜日の朝7時頃に起きた時には既に8時間が経過していた。いつもなら当然の如く、寝起きの一服を入れたいところだが、これができない。まずは何とかこれを乗り越えよう。ただ、実を言うと、私は減煙を進める過程で寝起きの一服問題は解決していたので、あまりここは気にならなかった。難関だったのは会社に着いてからの一服だった。

とにかくいつも吸ってるタイミングが肝だ。私の場合、会社到着後、昼食後、仕事終わりの3つが特に鬼門だった。他のタイミングはミンティア食べたり、トイレに行って気分転換したりすることで何とか抑えつけることができた。ニコチン・タールゼロの電子タバコ「FLEVO」も非常に役に立ったので、口寂しさが我慢できなそうな人にはおススメだ。

一方で、辛さはあるものの、それなりの覚悟をして臨んだため、想定内の辛さだったとも言える。灰皿も捨て、アイコス本体の売却も決まっていたので、そう簡単に挫折できないという気持ちも働いた。また、事前に分かっていたのだが、この禁煙初日に私はお酒を飲む予定が入っていた。いきなり大きなハードルがあったのだが、ここも何とかクリアできた。正直、危ない瞬間もあったが、その飲みの場で予定外に禁煙開始をカミングアウトすることで抑止したと言える。本当は禁煙したなんて言いたくなかったのだが、初日から失敗するなんて愚の骨頂なので、奥の手を用いてそう簡単に吸えない状況を作り上げた。飲みの場を乗り越えると、既に眠気も出始めていたので、そのまま帰って寝てしまった。こうして何とか初日を乗り越えたわけである。

 

最難関だった2日目

何とか初日を乗り越えた私だが、最もきつかったのは2日目だった。本当に幸運だったのは、前日の酒のせいか起床が10時だったことである。活動時間が短くて済んだし、2日目朝の時点で既に35時間が経過していたのも精神的に楽にしてくれた。このように書くと72時間なんかすぐだと思われがちだが、2日目は朝起きてからもうタバコのこと以外考えられない。とにかくタバコが吸いたい。気を紛らわすために電子タバコなども咥えてみるが、全然効果がない。よく考えたら、風邪などで1日くらい吸わないときはあったかもしれないが、タバコを吸い始めてから1.5日もタバコを吸わなかったことなんて、片手で数えられるくらいしかないだろう。

さらに、午前中から離脱症状が現れ始めた後頭部あたりへの鈍い頭痛と、眠気である。活動できないほどではないが、何となくだるいような症状が続く。離脱症状については事前に聞いていたため想定内ではあったが、だるさに負けてジッとしているとタバコが吸いたいという気持ちが常につきまとってくるため、家事をしたり、買い物に行ったり、ランニングに行ったり、散歩に行ったり、とにかく身体を動かしてタバコのことを忘れるようにした。唯一、タバコのことを完全に忘れられるのが食事中だったかもしれない。

とにかく夕食を19時前には食べ終わると、酒を飲んで21時くらいには寝てしまった。離脱症状で出てきた眠気をうまく利用した形だ。この眠気が無かったら2日目は少しやばかったかもしれない。お酒を飲むと確かにタバコは吸いたくなるのだが、出てきた喫煙欲求は収まりやすいようにも感じたし、眠気が出てくるのでさっさと寝てしまうのにはピッタリだ。お酒は思ってたよりも禁煙にとって敵ではなかったように思う。

 

締めの3日目

きつかった2日目を乗り越えたのが自信になり、3日目はどちらかというと72時間までのカウントダウンが始まった感じだった。朝8時ごろに起きると、もう57時間が経過しており、60時間は目の前。喫煙欲求は確かにあるが、2日目ほど強くはなかったように思う。ここで私は一つ自分に試練を課した。3日目の夜に体内からのニコチン排出を記念して、嫁と飲みに行くことにしたのである。もちろんお祝いの気持ちもあったし、3日目を乗り切るモチベーションにしたかったということもあるのだが、これだけの喫煙欲求を抱えて居酒屋を乗り越えれば、これからの禁煙生活の大きな自信になると感じたのが理由として大きかった。

実際に飲みに行くと思ってたほど喫煙欲求に襲われることもなかった。一方で、注文が一通り終わって一息付いたときとか、嫁がトイレに立ったときとか、いつも吸ってたタイミングで無意識にタバコを探してしまう。習慣というのは恐ろしいが、電子タバコで何とか乗り切ることができた。何となく禁煙成功への自信を強めた瞬間だったと思う。

こうして私は最初の3日間を乗り切ることができた。私にとって想定外に幸運だったのは、離脱症状として現れた眠気が予想以上に強かったことである。そのため、辛くなったら寝るという当初の戦略が見事に嵌った3日目も22時くらいには寝ていたと思うので、辛い最初の3日間の活動時間をかなり短くすることができた。離脱症状はそれまでの喫煙習慣にも依存すると思うし、頭痛は人によってあまり出ない人もいるようだが、眠気は私が聞いた限りでは共通して発生する症状のようなので、この眠気を上手に使わない手はないと思う。私の経験談も参考にしていただいて、喫煙欲求と戦うみなさんにとって最適な戦略を考案してくれれば幸いだ。

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